正直、しびれた。八代学:「大人になるってきっと優しくなることだと信じていた。」<ネタバレあり>

八代学(僕だけがいない街)

僕だけがいない街の八代学。

正直、(彼に)シビれた(笑)

ご存知八代学の台詞である。
これほどまでに、彼の性格を表している言葉はあるだろうか。
この一言に彼の価値観が凝縮されていると言っても過言ではない。

僕だけがいない街については色々語りたいこともあるが、
やはり八代学については語っておきたい。

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大人になるってきっとやさしくなることだと信じていた。

EDの「それは小さな光のような」(さユり)で、
「大人になるってきっとやさしくなることだと信じていた。」という歌詞がある。
これを聞くたびに八代を連想してしまう。

主人公の悟を重ねていることもあると思うのだが、
僕にはどうも八代が優先される(笑)

彼をやさしさだとか、そういう概念でとらえることは難しい。
ただ、彼は自分を非常に客観視できていると思う。
自分が満たされる時を把握し、
倫理はどうあれ、それに対しじっくりと行動できる。
方向性は違えど、彼の人間的な強さを感じる。

そんな点にも、悪役といえど、ひそかな八代人気の理由があるのではないか。
(実際そんなにあるのかな?笑)

「八代てめえええええええええええ!」とか酷い言われようの八代でもあるが、
実は物語後半(原作)では、悟の心の穴を埋める役割も果たしている。

それは、悟が未来を経験していることを、唯一認めた場面である。
橋の上で対面する悟に、八代が
「信じるよ 悟」と言ったシーン。
続けて
「そうだろうさ・・・
世界中で唯一人
僕だけが信じられる話だ。」
と語る。

このシーン。正直、しびれた(笑)

悟の身になれば、過去の自分の経験が、誰にも認識されないのは正直辛いこと。

それを皮肉にも、宿敵に理解される。
この見せ方は本当にうまい!

その意味で、八代は憎いけど好きなキャラなのである(笑)

 

 


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